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ふくしかくネット:保育士試験攻略講座

保育士試験合格へ向けて、各科目の特徴や取り組み方、内容面でのポイントなどを書き綴っていきます。社会的養護・教育原理、子どもの食と栄養につきましては、「社会的養護・教育原理攻略講座」、「子どもの食と栄養攻略講座」があるので、このブログでは、それ以外の6科目を取り扱っていきます。

実技試験の直前学習のポイント 

Posted on 20:05:15

<実技試験の直前学習のポイント>


いよいよ今週末に実技試験が実施されますね。

実技試験となると緊張の度合いも増してしまいますが、今まで準備してきたものを本番で出す、という意味では、筆記試験と共通するものがあります。
自信をもって、直前の3日間を過ごしましょう。
直前期にみなおしておくとよいポイントや練習方法を、分野ごとにまとめましたので、確認していただければと思います!


◆◆1.音楽表現に関する技術(ピアノ伴奏の場合)

(1)大きな声で歌う練習

「受験申請の手引き」に記載されているように、「幼児に歌って聴かせること」を想定した弾き歌いなので、ピアノの演奏よりも、歌が重要です。

試験室は、通常、防音の狭い部屋にアップライトピアノが壁向きに設置されていることが多く、ピアノの音がかなり大きく響きます。
そのため、ピアノの音に負けない声で歌えるようにしておかなければなりません。

大きく発声するためには、よい姿勢での演奏が必須です。
練習時は毎回、背筋を伸ばしてよい姿勢で演奏できているかチェックするとともに、なるべく視線は手元よりも前方の楽譜のほうへ向けましょう。手元の下の方向へ発声するよりも、声が通りやすくなります。
手元を見ないことが難しいようであれば、楽譜のほうを見るよう意識するだけでも十分です。できる範囲で、手元を見る回数を減らすように、練習時に心がけるとよいかと思います。

また、試験場のピアノにはあらかじめ楽譜が設置してありますが、見慣れた自分の楽譜を見ながらの演奏のほうが気持ちが落ち着きます。自分の楽譜を持ち込めるよう準備しておきましょう。


(2)表現の練習

歌やピアノの基本的な練習は重ねてきた、というレベルであれば、さらに合格を確実にするために、豊かな表現に挑戦しましょう。

具体的には「ゆっくり、はっきり、感情を込めて」演奏します。

「おかあさん」の「おかあさん、なあに」の部分は、歌詞をなぞるというより、会話しているように、優しく明るい声で表現しましょう。親子の温かいつながりを表現できるといいですね。

「アイアイ」は、言葉の響きの面白さがポイントです。面白さが幼児に伝わるよう、リズミカルに歌います。同じメロディの繰り返しが多い曲ですが、9~12小節目の「アイアイアイアイしっぽのながい」の部分は、より軽やかでリズミカルに、最後は長く伸ばすように歌うと、曲の中でも変化が出て、子どもも楽しく感じられるかと思います。

2名の採点委員からは受験者の表情があまり見えないのが通常ですが、「幼児に歌いかけている」というイメージをもって、にこやかに弾き歌いしましょう。(そのためにも、「(1)大きな声で歌う練習」で説明した、手元ばかり見ない、という点は重要です。)


(3)ピアノ演奏について

「途中で止まってしまうこと」が大きな減点につながります。 少しくらいピアノ演奏を間違えても、弾き直さずに、歌い続けることが大切です。
とはいっても、本番では演奏を間違えると頭が真っ白になってしまい、演奏が止まりがちです。間違えた場合の練習、というとおかしいですが、今日からは、演奏を間違えても弾き直さずに歌い通す練習も行いましょう。
右手での旋律の演奏だけでも合格点がつく、という話もあるくらいなので、左手の伴奏が止まっても、右手の演奏と歌を続ければ大丈夫です。

また、普段、電子ピアノやキーボードで練習を行っている方は、できれば試験までに一度、アップライトピアノやグランドピアノで演奏してみることをお勧めします。タッチや響きがかなり違うことに驚かれると思います。
公民館や地域センターで借りられる場合もありますし、大手音楽教室などでは、教室に通っていなくても借りられるところがあるようですので、一度探してみたらいかがでしょうか。



◆◆2.造形表現に関する技術

造形表現では、多くの受験生が本番での時間不足に泣いており、「とにかく45分以内に描ききる」ことが重要となってきます。
以下の対策は、少し乱暴ですが、絵画が苦手だがしかたなく選択した・・というような方の参考になればと思います。

(1)背景や構図を決める

保育室、園庭、公園については描き方(構図)を決めておきます。本番では、自分が練習してきた場面のうち、実際の問題に近いものを応用するという態勢を整え、本番で全体構成などで迷わないようにしておくことが必要です。


(2)人物の配置を決める

例えば、右側に斜め正面を向いた保育士を大きく配置し、左向き・左斜め前向き・正面向きの子ども3~4人を全体的に配置する、など、構図は固定しておくといいでしょう。
意外なことに、人物の配置を決めてしまっても、背景や小物を変えればほとんどの場面に対応できてしまいます。


(3)人物の設定を決める

保育士1人、子ども4人については、髪型、服の色など細かい部分まで決めてしまい、体の向き、姿勢などを変えたいくつかのバリエーションで素早くかけるよう、練習しておきます。服の色でできるだけ多くの明るい色を使うと、全体的に明るい雰囲気に仕上げることができます。

また、人物は小さくなりがちなので、意識的に大きく、生き生きとした表情(基本は笑顔)に描くことが大切です。

<練習の例>
保育士:右斜め向きで、立ち姿勢、膝立ち姿勢
男児2人女児2人:左向き・左斜め前向き・正面向きで、立ち姿勢、走り姿勢、体育すわり


(4)時間配分を決め、配分を守って描いてみる

実際の試験では45分しか時間がないので、すべてそこから逆算して、自分なりの時間配分を考えます。

標準的には、問題文の読解と構図の検討に5分、下書きに10分、色塗り(仕上げ)に30分程度となります。
問題文の把握と構図の検討に5分では少ない感じがしますが、前述のようにあらかじめ構図や人物を決めておけば、(1)~(3)の組み合わせを考えるだけなので、すぐに取りかかることが可能です。

本番では、どうしても時間が足りなくなります。もし、下書きが10分で終わらない見込みでも、大まかなラインだけ描いて配分通りの時間で下書きは終了し、色塗りに進んだほうが完成に近づきます。

色塗りのテクニックとしては、地面、空、床、壁などの広い面については、色鉛筆の芯の横の面を使うと速く塗れます。今からでも徹底的に練習しておきましょう。
塗り残しがあると、減点される可能性があります。その意味でも、速く色を塗るという意識を強く持っておくことが重要となります。



◆◆3.言語表現に関する技術


言語表現は、実は非常に難しい面のある分野です。
採点委員2名の前で原稿も何も持たずに3分間お話しをしなければならないとなると、非常に緊張してしまいます。が、一字一句を覚えている必要はありません。ストーリーを把握して、表現できればよいのです。

今の時期はもう、原稿の手直しはせず、とにかく声を出し、時間を計って、暗唱を繰り返すことが重要です。
家族などに聞いてもらって実演する練習方法もありますし、自分のお話を録音・録画して、自分で聞き返し・見返しをすれば、暗記の定着にもつながるのでお勧めです。

話し方については、以下の項目をチェックしておきましょう。

(1)基本

3歳児が聞きやすく、楽しめるように、ゆっくり、はっきり、感情を込めて話します。
口をしっかり開けて、しっかり動かして話すのがポイントです。

視線は、採点委員を見つめるのではなく、子どもに見立てた椅子を中心に、20人の3歳児が目の前に座ってお話を聞いていることを想像し、ひと呼吸ごとに全員を見回す感じで視線を動かすようにします。


(2)声

登場人物(動物)によってセリフの声色を変えます。
「大きいもの」を表現するときは、力をこめて、太くて低い声、「小さいもの」を表現するときは、少し小さくて高い声で表現します。

「嬉しい」「楽しい」「悲しい」などについても、それぞれ感情を込めて、セリフの声色を変えます。擬声語・擬態語も、イメージ豊かに、リズミカルに表現します。


(3)表情

「楽しい」場面では、口角を上げて、にこやかに、「困った」場面では眉間にシワを寄せます。
「驚く」場面は、目を見開いて、口を開けながら、「はぁっ」と息を吸い込む感じで表現します。
表情については、鏡を見ながら練習することが大切です。


(4)身振り・手振り(ジェスチャー)

子どもがお話(音声)に集中することができなくなる、という理由から、ジェスチャーは控えめに、と言われています。

「おむすびころりん」の「お餅をつく動き」や「3びきのこぶた」の「オオカミがふーっと息を吹きかけるしぐさ」というレベルのジェスチャーを何か所かに入れるくらいがベストです。

体を大きく前後に動かしたり、尻もちを大げさについたりすると、減点されるおそれがあるので注意しましょう。


(5)時間配分

時間が余るということは、予定より早口になっているということになります。
アピールできる時間も減るので、「時間が余るのはあまりよくない」と言われています。

実際の試験では緊張して早口になりやすいので、意識的に、早口にならないように落ち着いて話す練習を重ねることが必要です。

逆に、3分間でお話が終わらない場合でも、それだけで決定的に減点されることはないようです。
ただ、さすがに、お話しの山場にも至らずに終わってしまったら厳しいので、途中で無言になってしまう時間などを作らないよう、とにかく練習しましょう。


(6)間違えた場合

途中、お話を間違えた場合は、落ち着いて話し直せば問題ありません。
下手に謝ったり、「先生間違えちゃった。ごめんね。」などの演技を用意しておく必要はありません。

緊張して笑顔が引きつったり、多少声が震えたりしても、減点になることはないと思います!
恥は捨てて、開き直って臨みましょう!


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大阪北部地震にあわれた皆さまへ 

Posted on 18:52:49


<大阪北部地震にあわれた皆さまへ>


今回の地震にあわれた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
いまだ余震に注意が必要とのこと、十分にお気をつけください。


ふくしかくネットの教材の配送につきましては、
関西方面への郵便事情について情報が少ないため、
大阪府等にお住いのお客様へも、取り急ぎ通常通り
お送りさせていただいておりますが、
送付先の変更等ご希望がございましたら対応させていただきます。
一週間後でも一か月後でも、
落ち着かれてからで結構ですのでご一報いただければと存じます。


一日も早く平穏な日常が戻ってきますよう
お祈りしております。


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前期筆記試験結果通知を受けて 

Posted on 16:22:36

<前期筆記試験結果通知を受けて>

筆記試験結果について、たくさんのご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

見事合格された皆さま、本当におめでとうございます。
ご自身の努力の成果です。
引き続き、実技試験でも成果を発揮されるようお祈りいたします。

残念だった方、お力になり切れず、誠に申し訳ございませんでした。
しかし、10月の後期筆記試験まであと4か月あまり。すぐに次のチャンスはやってきます。
また一緒に頑張っていっていただけると幸いです。

ふくしかくネットでは現在、H30(後期)保育士試験科目別リベンジセット各科目を販売中です。
(「保育実習理論」「子どもの保健」は近日発売予定)
全科目とも、前期試験の出題傾向および法改正等を反映した最新版となっております。
なかでもおすすめの科目は、保育士試験科目別リベンジセット保育原理!!
平成30年4月1日施行の改定「保育所保育指針」に全面対応、「保育所保育指針」の全文の冊子付きです!

ぜひ、ご利用をご検討ください!


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H29(後期)児童家庭福祉対策 

Posted on 18:39:25

<H29(後期)児童家庭福祉対策>

最近、「児童家庭福祉」対策についてのご質問が多くなっているので、少し前の記事の焼き直しベースとなりますが、今年の後期試験へ向けての「児童家庭福祉」対策を記事にさせていただきます。

「児童家庭福祉」については、過去記事<児童家庭福祉対策>(2014年05月02日)を掲載させていただいたときから、だいぶ状況が変動しており、ここ3~4年くらいで確実に難化している感があります。

簡単な条文問題や歴史問題は残っているものの、過去問にない統計データからの出題が非常に多くなり、また「児童福祉法」の条文であっても非常に細かいものや「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」の細かい内容についての出題が増えています。
さらに、近年、「保育所保育指針」からの出題が続いており、また、「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」の細かい内容も出題されており、「児童家庭福祉」に関係していれば、どんな法令・統計データでも出題するぞ、という姿勢が感じられ、「難しいそう」「勉強が役に立たない」という印象を受けてしまうと思います。

ただ、「児童福祉六法」の基本的な条文や歴史的事項など、繰り返し問われる頻出事項(基礎知識)に関する出題は続いており、そこを「覚える」つもりで、徹底的に押さえることにより、20問中、「半分程度の正解」は確保できるでしょう。

そこから先は、優先事項をはっきりさせて、そこをできるだけ徹底する、ということになります。
今後も出題されると考えられる法令と統計データをいくつかに絞り込み(リベンジセットのダイジェスト版に掲載されているもの)、正面から向き合っていくことで、「半分程度の正解」は、合格点を楽に超える正解数になっていくと考えられます。

具体的には、まず、
 ・ 「児童福祉六法」の基本的な条文(リベンジセット・ポイント集 第1章:第1節・第2節、第2章:第1節)
 ・ 歴史的事項(同第1章:第3節・第4節)
については、「覚える」つもりで、徹底的に押さえることが必要となります。

※ 児童福祉六法
児童福祉法、児童扶養手当法、特別児童扶養手当等の支給に関する法律、
母子及び父子並びに寡婦福祉法、母子保健法、児童手当法

※ 神奈川県の地域限定試験では、今年の4月1日施行の「児童福祉法」の改正部分が出題されており、後期試験でも、総則、里親制度、児童心理治療施設の目的、自立援助ホーム、特別区の児童相談所などの改正部分を中心に、「児童福祉法」を特にマークしておく必要があると思われます

最近は、
 ・「保育所保育指針
からも出題されており、「保育原理」や「保育実習理論」の勉強から離れている場合は、「保育所保育指針」も得点源として貴重です。

統計データの中でも、「児童福祉法」「社会的養護」で出題の続いている
 ・ 「児童養護施設入所児童等調査結果」(ダイジェスト版p113~)
は、重要な資料なので、今回も出題可能性が高いと思われます。
もっとも、今から1問のために、この細かい数字の並んだ資料に取り組んでいくのは非効率的なので、準備の進んでいない方は、下記のまとめ記事の内容だけでも押さえていただきたいと思います。

<児童養護施設入所児童等調査結果について1>
<児童養護施設入所児童等調査結果について2>

その他、ダイジェスト版掲載の資料では、
 ・「福祉行政報告例の概況」(ダイジェスト版p111~112)
は基本なので、「養護相談より障害相談が多い」ことなどは当たり前のこととして押さえておきましょう。
過去問にない統計データからの出題については、基本的に「現場対応問題」か「捨て問」になると開き直り、(リベンジセットの載っているもの以外に)手を広げすぎないようにしましょう。

また、個別的な事項としては、
 ・ 「次世代育成支援対策推進法」(リベンジセット・ポイント集 第3章:第1節)
 ・ 子ども・子育て支援新制度(リベンジセット・ポイント集 第3章:第4節)
 ・ 児童虐待防止・ドメスティックバイオレンス(同第5節)
 ・ 障害のある児童への対応(同第7節)
の出題の可能性も高いと思われます。

子ども・子育て支援新制度につきましては、このブログのカテゴリ「子ども・子育て支援新制度」の記事で少し詳しくまとめておりますので、ご参照ください。

というわけで、出題事項が多岐にわたるため、やはり歯切れが悪くなってしまい、申し訳ございませんが、勉強の優先順位づけ、メリハリづけの参考にしていただけると幸いです。


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最近の保育実習理論対策 

Posted on 17:12:41

<最近の保育実習理論対策>

「2016保育士試験:社会的養護・教育原理攻略講座」へのコメントで、「保育実習理論」対策について取り上げてほしいとのリクエストがございましたので、こちらのブログで記事にさせていただきます。

まず、「保育実習理論」では、造形や言語について準備できない問題が出題されるので、出題がパターン化している音楽を確実な得点源と捉えることが大切です。
少なくとも、移調音楽用語についてはしっかり準備しておきたいところですが、移調の理解が間に合わないようでしたら、音楽用語だけでも暗記していきましょう。

造形についても、繰り返し出題される基本的事項(用語)が少々あるので(ex.頭足人、レントゲン表現など)、それらはしっかりと押さえておく必要があります。

また、今回「保育原理」を受験されない場合は「保育所保育指針」、「児童家庭福祉」を受験されない場合は「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」ついてもしっかり準備する必要があります。
事例問題については、「保育所保育指針」の視点から解答を導き出しましょう。

後期試験へ向けての優先学習事項を列挙すると、次のようになると考えます。

【音楽】
移調、音楽用語

【造形】
色相環が関係する事項、描画の材料(クレヨン、パスなど)、描画技法(スクラッチ、凸版・凹版など)

【言語】
ペープサート、パネルシアターなど

【法令系】
保育所保育指針

「保育実習理論」に限ったことではありませんが、とにかく、得点源にしやすい(準備しやすい)事項と、得点源にしづらい(準備しづらい)事項を区別し、前者の暗記に努めるなど、メリハリをつけて学習していくことが大切です。


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