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ふくしかくネット:保育士試験攻略講座

保育士試験合格へ向けて、各科目の特徴や取り組み方、内容面でのポイントなどを書き綴っていきます。社会的養護・教育原理、子どもの食と栄養につきましては、「社会的養護・教育原理攻略講座」、「子どもの食と栄養攻略講座」があるので、このブログでは、それ以外の6科目を取り扱っていきます。

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児童家庭福祉 過去問分析(養育支援訪問事業) 

Posted on 18:51:00

<児童家庭福祉 過去問分析(養育支援訪問事業)>

【平成29年(前期)児童家庭福祉 問11】

次の文は、「養育支援訪問事業」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「児童福祉法」に規定されている事業の一つである。

B 実施主体は市町村(特別区及び一部事務組合を含む)であり、市町村が認めた者へ委託等を行うことができる。

C 妊娠期からの継続的な支援を特に必要とする家庭等に対する安定した妊娠出産・育児を迎えるための相談・支援を行う。

D 不適切な養育状態にある家庭など、虐待のおそれやそのリスクを抱える家庭に対する養育環境の維持・改善や子の発達保障等のための相談・支援を行う。

E 児童養護施設等の退所又は里親委託の終了により児童が復帰した後の家庭に対して家庭復帰が適切に行われるための相談・支援を行う。

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○ ×
3 ○ × ○ × ○
4 × ○ ○ ○ ×
5 × × × ○ ×


【解答・解説】

※ 「養育支援訪問事業実施要綱」を適宜ご参照ください。

A 適切
「養育支援訪問事業」は、「児童福祉法」第6条の3第5項に規定されている事業です。

B 適切
「養育支援訪問事業」の実施主体は市町村(特別区および一部事務組合を含む)であり、市町村が認めた者へ委託等を行うことができます(養育支援訪問事業実施要綱2)。

C 適切
「養育支援訪問事業」の事業内容の一つとして、妊娠期からの継続的な支援を特に必要とする家庭等に対する安定した妊娠出産・育児を迎えるための相談・支援があげられています(養育支援訪問事業実施要綱3(1))。

D 適切
「養育支援訪問事業」の事業内容の一つとして、不適切な養育状態にある家庭など、虐待のおそれやそのリスクを抱える家庭に対する養育環境の維持・改善や子の発達保障等のための相談・支援があげられています(養育支援訪問事業実施要綱3(3))。

E 適切
「養育支援訪問事業」の事業内容の一つとして、児童養護施設等の退所または里親委託の終了により児童が復帰した後の家庭に対して家庭復帰が適切に行われるための相談・支援があげられています(養育支援訪問事業実施要綱3(4))。

以上より、正解は1となります。


【検討】

順番などから考えて、そろそろ「養育支援訪問事業」かと思い、この問題を取り上げてみました。

最近の「児童家庭福祉」の難しさの原因の一つとして、特に「子ども・子育て支援新制度」の施行によって質・量ともに混沌としてきた児童家庭福祉関連事業(児童福祉法第6条の2・第6条の3、子ども・子育て支援法第59条など)について、一つの事業を少し掘り下げて聞いてくる問題が増えたことがあげられると思います。
事業の種類の多さからみて、法律上の定義を押さえるだけでも大変なのに、個々の厚生労働省通知の内容を含めて聞いてくるため、対応が困難となっています。

もっとも、法律上の定義を押さえておくことで、問題によっては組み合わせの関係で正解に至ることができる場合もあるので、最初からあきらめることはせずに、法律上の定義だけでもしっかり押さえておくことが大切です(児童福祉法第6条の2・第6条の3、子ども・子育て支援法第59条など)。

また、この問題については、5つの記述すべてが○(適切)となる1が正解ですが、全部○(適切)という問題が増えてくると、科目の難易度が上がってしまうという現象がみられます。
平成20年代前半の「小児栄養(現・子どもの食と栄養)」や、平成20年代中盤の「社会的養護(旧・養護原理)が難関科目となっていた原因の一つがこれだと考えられます(「小児栄養」では全部×(不適切)のパターンもありました)。

それとは少し違う話ですが、平成29年・後期の「社会福祉」では、全20問中、「正解1」の問題が10問もあり(4問連続「正解1」もあり)「正解3」の問題が問20の1問しかないという、正解番号の驚異の偏りがあり、この回の「社会福祉」の難しさにつながっていたのではないかと考えられます。

本番では、全部○(適切)や4問連続「正解1」のような偏りがあっても、内容的にその結果になったのであれば、気にしてはいけません。
選択式問題では、偏りを動機として解答を変えるということは、どうしても取ってしまいがちな行動なですが、そういう偏りがあるんだということを知ったうえで、内容面に集中していくことが大切です。


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社会福祉 過去問解説(相談援助) 

Posted on 18:05:13

<社会福祉 過去問解説(相談援助)>

【平成29年(後期)社会福祉 問11】

次の文は、相談援助(ソーシャルワーク)の実践モデルに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 利用者(クライエント)が差別されている社会状況によって、自己実現が阻害されているケースについては、クライエントの適応力を高める治療(医療)モデルが適切である。

B 利用者(クライエント)が失業するなどの状況下で自信や気力を失っているケースについては、クライエントに自らの強みを気づかせ、それを発揮して自信を取り戻せるように働きかけるストレングスモデルが適切である。

C 利用者(クライエント)が家族から情緒的かかわりを受けられないことにより問題を発生させたケースについては、生活モデルを中核としたアプローチが適切である。

D 相談援助の実践モデルは、治療(医療)モデルなどいくつかのモデルがあるが、新しいモデルが台頭すると古いモデルは通用しなくなっている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○


【解答・解説】

A 不適切
利用者(クライエント)が差別されている社会状況によって、自己実現が阻害されているケースについては、利用者の生活に生じる問題を、人と環境の交互作用として理解する「生活モデル」が、より適切であると考えられます。

B 適切
そうですね。
ストレングスモデルが有効な典型事例だといえます。

C 適切
利用者(クライエント)が家族から情緒的かかわりを受けられないことにより問題を発生させたケースについては、上記のように、利用者の生活に生じる問題を、人と環境の交互作用として理解する生活モデルを中核としたアプローチが適切であると考えられます。

D 不適切
「新しいモデルが台頭すると古いモデルは通用しなくなっている。」という点に関しては、全国社会福祉協議会「新 保育士養成講座・第4巻 社会福祉 改訂3版」(全社協)p119に次のような記述があり、不適切になると考えます。

「実践モデルとして、治療モデル、生活モデル、ストレングスモデルのどれを選んで実践するかということではない。生活モデルを中核にして、治療モデルとストレングスモデルの視点をもち最適な実践モデルを活用することである。」

以上より、正解は4となります。


【検討】

「社会福祉」では定番の相談援助(ソーシャルワーク)に関する問題です。
初めはとっつきにくさを感じる分野かもしれませんが、それ以上も、それ以下もない、改正も最新情報も関係ない、という分野なので、知らない語句がなくなる程度には押さえて、確実な得点源にしておきたいところです。

上記の全社協の記述によると、治療モデル、生活モデル、ストレングスモデルのいずれかが正しいということはないものの、生活モデルが中心で、状況によってはストレングスモデルが最適になるということになると思われます。

治療モデルは、調査、診断、治療という医師の治療過程をモデルとしていますが、治療モデルというモデル自体、誰かが積極的に主張したわけではなく、初めから、生活モデルなどの側が批判的な意味でそのように呼んでいたという面があり、基本的には、治療モデルが最適なケースはない、ということになるでしょう。


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社会福祉 過去問解説 (法令の制定年表) 

Posted on 20:43:22

<社会福祉 過去問解説 (法令の制定年表)>

「社会福祉」において、法令の制定順に並べる問題は、直近4回の試験に連続して出題されています。

必ずしも年号まで正確に覚えている必要はないため、学習が進んでくるとなんとなく解けてしまう方も多いと思いますが、一方でなかなか覚えられない方もいるのではないでしょうか。

4回のうち、制定の背景について記述のある、平成29年後期の問題を取り上げます。

<平成29年後期試験 「社会福祉」 問1>

次の文は、社会福祉制度に関する記述である。A~Eを制定された順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律」が制定され、地域福祉の推進等が明確に位置付けられた。

B 「子ども・子育て支援法」が制定され、新たな小規模保育等が推進されるようになった。

C 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」が制定され、婦人相談所は、配偶者暴力相談支援センターとしての機能を果たすことになった。

D 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が制定され、高齢者虐待の防止等に関する施策が推進されるようになった。

E 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が制定され、障害を理由とする差別の解消が推進されるようになった。


(組み合わせ)
1 A→C→B→D→E
2 A→C→D→B→E
3 B→A→E→C→D
4 C→E→A→D→B
5 D→B→E→A→C


<解答>

A 「社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律」=2000(平成12)年

B 子ども・子育て支援法」=2012(平成24)年

C 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」=2001(平成13)年

D 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」=2005(平成17)年

E 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」=2013(平成25)年

以上より、正解は2となります。


<考え方等>

上記の年号はあやふやであっても、「「DV防止法」は少し前だったな」「「子ども・子育て支援法」「障害差別解消法」は、けっこう最近できた気がする」などの感覚があれば、消去法で正解にいたることも可能ですし、それで十分です。
平成29年後期・平成30年前期とも問1で出題されており、ぜひとも正解して幸先のいいスタートを切りたいところです。


<参考>

以下に、「社会福祉」で出題される主な法令等の制定年を並べました。
が、法令で重要なのはいうまでもなくその中身ですので、年号を正確に覚えるというより、おおまかな流れをつかんでいただければと思います。


◆社会福祉関連法令等制定年表◆

1946(昭和21)年 (旧)生活保護法
1947(昭和22)年 児童福祉法
1948(昭和23)年 世界人権宣言
1949(昭和24)年 身体障害者福祉法
1950(昭和25)年 (現行の)生活保護法
1951(昭和26)年 社会福祉事業法(2000年社会福祉法に改題)
1959(昭和34)年 児童の権利に関する宣言
1960(昭和35)年 精神薄弱者福祉法(1998年に知的障害者福祉法に改題)
1963(昭和38)年 老人福祉法
1964(昭和39)年 母子福祉法(1981年に母子及び寡婦福祉法/2014年に母子及び父子並びに寡婦福祉法に改題)
1966(昭和41)年 国際人権規約(日本は1979年に批准)
1970(昭和45)年 心身障害者対策基本法(1993年に障害者基本法に改題)
1979(昭和54)年 女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(日本は1985年に批准)
1982(昭和57)年 老人保健法(2008年高齢者の医療の確保に関する法律に改題)
1989(平成元)年 児童の権利に関する条約
1997(平成 9)年 介護保険法
1998(平成10)年 特定非営利活動推進法
2000(平成12)年 社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律
2000(平成12)年 社会福祉法(改題)
2000(平成12)年 児童虐待の防止等に関する法律
2001(平成13)年 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律
2004(平成16)年 発達障害者支援法
2005(平成17)年 障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)
2005(平成17)年 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
2006(平成18)年 障害者の権利に関する条約(日本は2007年に署名、2013年批准)
2011(平成23)年 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律
2012(平成24)年 子ども・子育て支援法
2012(平成24)年 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)(改題)
2013(平成25)年 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
2013(平成25)年 子どもの貧困対策の推進に関する法律
2013(平成25)年 生活困窮者自立支援法
2014(平成26)年 母子及び父子並びに寡婦福祉法(改題)


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児童家庭福祉 過去問解説3 (児童家庭福祉の財政) 

Posted on 19:38:21

<児童家庭福祉 過去問解説3 (児童家庭福祉の財政)>

今回は、苦手意識を持つ方が多い「児童家庭福祉の財政」に関する問題を取り上げます。同様の問題は、「児童家庭福祉」以外に「社会的養護」でも出題されます。
過去問学習が進んでいる方でもあまり手をつけていないのではと思われる、神奈川県地域限定試験の、昨年の問題です。


平成29年 神奈川県地域限定 児童家庭福祉 問6

次の文は、児童家庭福祉の財政に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

1 都道府県児童福祉審議会にかかる費用は都道府県が支弁し、その費用は国と都道府県が2分の1ずつ負担する。
 
2 障害児通所給付費は市町村が支弁し、その費用は市町村が2分の1、国と都道府県が4分の1ずつ負担する。
 
3 都道府県が児童を里親に委託した場合、里親への委託に要する費用は当該都道府県が支弁し、その費用は国と都道府県で2分の1ずつ負担する。
  
4 都道府県は、児童養護施設に入所措置した児童に対して支弁した措置費について、児童の扶養義務者から、入所措置した子どもの人数や年齢に応じて一律の費用を徴収することができる。

5 認定こども園において、子ども一人あたりの保育・教育に通常要する費用を元に算定される公定価格のうち、公費負担分については、施設型給付費として保護者に支給される。


<解答・解説>

1~4の記述は、「児童福祉法」で規定されており、5の記述は「子ども子育て支援法」で規定されています。

1=不適切
都道府県が支弁し、その費用は、「都道府県が全額」負担します(「児童福祉法」50条1号、53条)。

2=不適切
市町村が支弁し、市町村が「4分の1」、都道府県が4分の1、国が「2分の1」を負担します(「児童福祉法」51条1号、53条、54条)。

3=適切
そのとおりです(「児童福祉法」50条7号、53条)。

4=不適切
児童の扶養義務者から、「その負担能力に応じ」、その費用の全部または一部を徴収することができます(「児童福祉法」56条2項)。
「扶養義務者」は、父母・祖父母・兄弟姉妹など、「負担能力に応じ」は、所得に応じ、という意味です。

5=不適切
認定こども園においては、施設型給付費は市町村から認定こども園に対して支払われます。(法定代理受領)(「子ども・子育て支援法」27条5項)。

以上より、3が正解となります。

<学習方法等>

財政に関する問題の難しさは、児童家庭福祉のテキストの中に「財政」の章があるわけではなく、法制度や施策、はたまた「社会的養護」の知識などを横断的に思い出していかなくては解けないところでしょう。

例えば、「都道府県児童福祉審議会」の項を学習していて財政のことが出てきた時、「そういえば、里親委託費用ってどうなっていたっけ?」など、関連することが思い出されて気になりますよね。その際は、すぐに確認することが重要です。

横道にそれつつ学習することで、知識に深みが出て、横断的な問題にも強くなれるのでは、と思います。



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子どもの保健 過去問解説 

Posted on 18:27:44

<子どもの保健 過去問解説>

連日、猛暑が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
さらに暑くしてしまいそうで申し訳ありませんが、今回の過去問解説は「熱中症」についてとりあげようと思います。

<平成29年前期試験「子どもの保健」問8>

次の文のうち、乳幼児の夏の過ごし方の留意点に関する記述として不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 外遊びは、朝の涼しい時間帯や、日陰で行うのがよい。
B こまめな水分補給は、熱中症の予防になる。
C 日射しが強い時の外遊びでは、白色系の素材の衣服は避けるようにする。
D 冷房や扇風機の風が、十分に子どもにあたるよう配慮する。

(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B C
4 B D
5 C D


<出題の意図等>

常識で解ける範囲の問題かな、と思います。
このような問題の場合は、深読みをせず素直に解くことが大切です。
例えば、「肢A「日陰」といっても、この連日の38℃の屋外では、日陰でも35℃くらいはあるので危険」と考えたり、「肢B「水分」だけでは汗で失われるナトリウム等の補給ができないので×」などと深読みしてしまうと間違えてしまいます。

<解説・解答>

以下の解説は、全社協テキストで参照している「熱中症環境保護マニュアル2018」(環境省)から一部引用し、参照ページを記載しました。

A=〇
熱中症の予防には、日時を選ぶ、日陰に移動する等、暑さから逃れる行動が大切です。(P28など)

B=〇
こまめに水分を補給するなど、日常生活での注意が必要です。(P28など)

C=×
炎天下で活動をする場合には薄手の白っぽい衣服を着用することが熱中症予防策となります。
(P69)

D=×
エアコンの気流は、冷気が長時間、直接人に当たらないように気流の出口を工夫します。(P30)

以上より、正解は5となります。


<雑感>

熱中症をテーマにするにあたって、過去問や過去テキストを調べていたところ、興味深いことに、10年ほど前(2007年)の全社協テキストには、そもそも「熱中症」の項目がないことを発見しました。
「熱中症」という言葉が使われ始めたのも近年で、一昔前は「日射病」と言われていたことを覚えています。
近年の環境の変化や保健研究の進化につれて、学ぶべき範囲も変わっていくのだな、と実感しました。

とはいえ、問題を解く場面で、最新の情報に左右されてしまっては危険です。

連日の暑さで、熱中症対策についてさかんに報道されており、「スポーツドリンクより経口補水液が有効」「うすい食塩水に砂糖をいれると吸収率UP」など見かけます。

日常生活等では、どんどん最新の知識を吸収してよりよい対策を講じることは本当に重要です。

最新の情報に基づいてお世話するべきとの考えは当然ですし、そうすべきなのですが、保育士「試験」を受ける際には、問題文に記載されていない情報は考慮せず、忠実に解答することが正解するコツです。
(例:問題文に「食塩水」とあった場合、砂糖が入っていないので不十分、などと考えてはいけません。)

「出題の意図を読む」ということと、「深読みをする」ということは別です。

学習範囲に日常生活に直結した事項も多く、最新の情報も得やすいことから、どうしても問題の深読みをしがちである、というところが、保育士試験の学習の難しさのひとつかもしれません。


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